パッチ履歴総覧 — release 以降の主要 update と balance 変更

2026-05-10

1.0 (2025-05-29) から DLC The Forsaken Hollows (2025-12-04) を経て現行までの主要 patch を時系列で整理、 balance change と meta shift を解説。

ナイトレインのパッチ履歴がなぜ重要か

ELDEN RING NIGHTREIGN は、 静的なシングルプレイヤー型ソウルキャンペーンではない。
ライブ運営されるバランス重視の nr.term.expedition ゲーム である。
ここを誤読したまま古いガイドを引くと、 数値が現実と合わずに事故ります。

2025 年 5 月 29 日の発売以来、 FromSoftware は規制アップデート、 アプリパッチ、 そして 1 度の大型有料拡張を、 安定したペースで続けて投入してきました。
サイクルが回るたびに、 どの nr.term.nightfarer が強く感じるか、 どの nr.term.nightlord がその週の壁になるか、 どの遺物ビルドが追う価値があるか — これらが大きく動きます。
発売週に最適だったランが、 半年後にも最適とは限らない。
むしろ The Forsaken Hollows DLC の到来で、 そのギャップは 急激に開いた と見るのが正確。

このページはその変化の年表です。
古いガイドを正しい文脈で読み、 現在のメタを把握するための骨組みを提供します。

以下のパッチリストは、 バージョン単位ではなく 5 つの主要フェーズに束ねて 構成しています。
各フェーズ内のポイントごとのホットフィックスは、 結局ほぼ同じ方向に押し続けるものだったから — というのが理由。
wiki とゲーム内パッチノートで日付や数値が食い違う場合は、 保守的な解釈を優先しています。
公開されていない具体値は創作せず、 質的に説明する方針です。

発売 (1.0、 2025-05-29)

ナイトレインは 2025 年 5 月 29 日、 PS4 / PS5 / Xbox One / Xbox Series X|S / Steam で発売されました。
同年のネットワークテストフェーズを経ての正式リリースです。

発売構成

  • 8 人のプレイ可能なナイトファラー: 追跡者 / 守護者 / 鉄の目 / レディ / 無頼漢 / 復讐者 / 隠者 / 執行者
  • 8 体の遠征対象 nr.term.nightlord: Gladius、 Adel、 Gnoster、 Maris、 Libra、 Fulghor、 Caligo、 そして最終ボス The Shape of Night
  • 1 つのダイナミック地域: リムベルド (ランダム関心地点 / 縮小する嵐の円 / 3 晩構造)
  • 4 種類の [[nr.term.shifting-earth]] イベント: 火山噴火 / 隕石衝突 等の大規模地形変化、 暗記を浅く保つ目的

マルチプレイは発売時、 ソロと 3 人の nr.term.expedition のみ をサポート。
2 人プレイは 意図的に除外 されていました。

発売週のメタと不安定さ

発売直後のメタは、 ボスのウィンドウが狭くプレイヤー側の習熟も浅かったため、 遠距離ナイトファラー、 とくに 鉄の目 が支配的でした。
Day 1 でモブを引きつけながら nr.term.rune を稼げるキャラが、 構造的に有利だった、 ということです。

ネットワーク状況は、 とくにコンソール環境でセッションマッチングやボスアリーナの読み込みに難があり、 最初の 48 時間で重複・ソフトロックの相互作用がコミュニティに知られていました。
そのほとんどは発売自体ではなく 1.01.x ストリームで対処予定 だったため、 発売ビルドは「意図したバランス状態」 ではなく「設計のラフカット」 として記憶するのが正確、 でしょう。

初期安定化フェーズ (1.01.x、 2025 年 6 月〜7 月中旬)

1.01 シリーズは、 発売直後の数週にわたって 断続的に降ってきた安定性パッチと規制パッチ の塊でした。

単一フェーズとして読む理由

1.01.1 から 1.01.4 のホットフィックスは、 全部が公開 wiki に完全なノート付きで載ったわけではありません。
そのため、 個別ドロップとして時系列に並べるよりも、 「単一の安定化フェーズ」 として束ねた方が読み筋が通る。

このフェーズで起きていたことは、 おおむね以下に集約されます。

  • 発売週の重複利用とクラッシュ条件の修正
  • マルチパートボスに対するターゲットロック挙動の改善
  • ナイトファラーいくつかのスキルダメージとスタン出力の標準化 (コミュニティデータベース)

確実に日付が分かるパッチ

このフェーズで最も確実な日付付きパッチは 2025 年 7 月 16 日のアプリ 1.01.5 / 規制 1.01.7 です。
キャラクターバランスの精緻化が継続され、 能力相互作用に関するマルチプレイヤー同期が強化されました。

経験上、 2025 年 6 月作成の古いガイドを参照する場合は注意が要る。
この期間からの 特定のスタン値・スキルダメージ値は歴史的なもの として読むべきです。
ほぼ全部が 7 月末までに少なくとも 1 度は修正済みです。

年央のバランス調整と 2 人プレイサポート (1.02.x、 2025 年 7 月下旬〜9 月)

年央サイクルは、 発売週のティアリストを初めて無効化したフェーズ です。
ここでメタの基盤が大きく動きました。

1.02 (2025-07-31) — 2 人プレイ追加

長らくリクエストされていた 2 人プレイの nr.term.expedition モード が、 ここで追加。
同時に以下も投入されました。

  • nr.term.relic プリセット容量を 100 まで拡張
  • 遺物効果のフィルタリングシステム導入
  • ラン終了後の結果画面にパッシブ・特別効果データを表示
  • ナイトアスペクトのカットシーンスキップ追加

カットシーンスキップは細かいが、 最終戦闘を周回するプレイヤーには 意味のある QoL 改善 です。

1.02.1 (2025-08-12) — フォローアップ

特定のフォローアップに重点を置いたパッチ。
Storm Ruler のスキル性能改善、 ドロップアイテム相互作用の修正、 チーム間のフラスコ回復配分の修正、 ターゲットロック安定性のさらなる向上。
PS5 特有の UI / 安定性問題にも触れています。

1.02.2 (2025-09-10) — この期間で最大のスイープ

この期間で 最大の幅でキャラクター調整が入ったパッチ です。
追跡者 / 守護者 / レディ / 無頼漢 / 復讐者 / 隠者 / 執行者 の各調整、 武器スタンダメージの修正。
ボス側では [[nr.term.everdark-sovereign]] バリアント (Sentient Pest、 調律の魔物闇駆ける狩人) が再調整されました。
これは重要 — 夏の終わりまでに、 これら基本 nr.term.nightlord の高難度版が 事実上のエンドゲームチャレンジ になっていたためです。

このパッチでは、 リムベルド の 2 晩目ボス後の夜の潮流ダメージを増加させつつ、 過剰なスタンを防ぐ調整も入っています。
接続切れペナルティの調整も同時に入っており、 1 人切断時のパーティ残員への罰則が緩和されました。
フェーズ末時点でメタはぐっと広がり、 近接寄りナイトファラーが 3 人パーティで実用域に到達。
鉄の目「文句なしのトップピック」 という地位を失いました

DLC:The Forsaken Hollows (1.03 ライン、 2025 年 12 月)

The Forsaken Hollows は、 最初の有料拡張であり、 ナイトレイン史上 最大のシングルコンテンツドロップ です。

1.03 / 規制 1.03.1 (2025-12-03) — DLC サポートパッチ

アプリ 1.03 / 規制 1.03.1 は 2025 年 12 月 3 日にサポートパッチとして配信、 DLC 自体は翌 12 月 4 日にアンロックされる、 という 2 段構えの公開でした。
拡張で投入された主要要素は以下。

  • 新ナイトファラー 2 名 (学者葬儀屋) — ロースターは 10 人へ
  • 遠征対象として新 nr.term.nightlord 2 体
  • 新シフトアースイベント「Great Hollow」 — トリガー時にマップを大きく改変
  • 新規遺物群 — 攻撃力上昇・ダッシュ攻撃強化・ローリング攻撃強化のパッシブセット、 当初弱体気味だったビルド方向を解放

このパッチでは遺物 UI も再設計されています。
プリセットに名前を付けられるように、 装備中の遺物がキャラクター選択メニューに直接表示されるように、 そして Gold の怒りの呪文がバランス調整されました。

1.03.1 / 規制 1.03.2 (2025-12-17) — 即応の追跡パッチ

12 月 17 日にすぐ追いかけてきたパッチ。
DLC コンテンツを [[nr.term.deep-of-night]] モードに拡張、 学者執行者 の能力調整 (とくに 学者 は早期修正が必要だった)、 Great Hollow シフトアースイベントの調整、 新コンテンツ負荷で噴出したマルチプレイヤー安定性問題の修正。
三つ首の獣 / 霧の裂け目 / Balancers のレイドイベントもバランス調整が入っています。

メタへの影響

影響はかなり大きい。
学者柔軟なサポート / ダメージのハイブリッド として 3 人パーティ編成を作り変え、 葬儀屋 のリバイブ志向のキットがチームを より攻撃的なボス DPS 戦略 へ押し出しました。
鉄の目 は強さを保ちつつも、 もう「最適プレイの定義者」 ではなくなり、 葬儀屋 のセーフティネットを得た近接グループが完全に競争域に到達しています。

DLC 後のバランス調整 (1.03.2 以降、 2026 年 1 月以降)

DLC 後の最初の主要パッチは、 2026 年 1 月 15 日のアプリ 1.03.2 / 規制 1.03.4
これは DLC ロースターと、 そこから変質したエコシステムに対する 是正パス として読むのが正確です。

1.03.2 / 規制 1.03.4 (2026-01-15)

調整対象は広い。
レディ / 守護者 / 無頼漢 / 復讐者 / 執行者 / 学者 / 葬儀屋 が全員調整を受けました。
とくに 学者 は引き続き手が入っています。
加えて遺物効果の強度再バランス、 装備および魔法・呪文の値修正、 リムベルド の敵出現率とレイドイベント挙動の変更、 そしてボス戦闘 / マルチプレイヤー同期 / Deep of Night メカニクスのバグ修正が並びました。

今後の見通し

執筆時点で、 FromSoftware は 第 2 の有料拡張 / 1.04 ロードマップを公に発表していません
2025 年を通じたパターンは、 おおむね「月次の規制アップデート + 2〜3 ヶ月ごとの大型アプリパッチ」 にほぼ固定されています。
これからの数ヶ月のベースライン期待値は、 公式に発表された内容に基づいて立てるべき — 推測でロードマップを描いてもズレるだけです。

DLC 後パッチから浮き上がってきた 質的なトレンドが 2 つ あります。

トレンド 1:レイドイベント調整が前面に出てきた

ナイトファラーのキットを直接動かすだけでなく、 最近のパッチは出現デザイン (出現率、 修正値、 レイドイベントのバリアント) に依存して ランのペースを動かす ようになっています。
メタを操作する手段が、 キャラから環境側にシフトし始めた、 ということです。

トレンド 2:[[nr.term.deep-of-night]] のエンドゲーム化

1.03.1 以降、 [[nr.term.deep-of-night]] モードは 第一級のエンドゲーム表示 として扱われています。
DLC コンテンツがそこに統合されており、 分離されていない。
今後のパッチでも、 Deep of Night は より難度の高いバリアントのテストグラウンド として使われ続ける、 と見て差し支えなさそうです。

メタはフェーズを通じてどう変化してきたか

パッチ履歴を読む有用な切り口として、 4 つのメタ時代 に区切る方法があります。

4 つのメタ時代

  1. 発売時: ボスのウィンドウが狭く、 プレイヤー習熟が浅かったため、 遠距離・キャラ依存プレイ が支配。
  2. 1.01 安定化: 支配戦略はおおむね据え置きだが、 バグ修正で 信頼性が上昇
  3. 1.02 年央サイクル (とくに 1.02.2): 複数のナイトファラーが「代替案」 ではなく 本当に実行可能な選択肢 に。
    2 人プレイモードも、 調整が編成を上書きする小集団ニッチを開きました。
  4. The Forsaken Hollows 以降: 重心が再シフト。
    10 人ロースター、 新パッシブ、 葬儀屋 のリバイブアイデンティティが攻撃的近接コンパを競争域に押し上げ、 1.03.1 での [[nr.term.deep-of-night]] 統合が高難度勢に新しいエンドゲームループを供給。

1.03.2 パッチは、 現在この DLC メタの 荒い縁を均す 段階で、 再構築フェーズではありません。

実用上の指針

最新の規制アップデートより古いティアリスト、 ビルドガイド、 ボス戦略は、 権威ではなく示唆として読む のが正しい。
長時間のファーミングセッションに入る前には、 ゲーム内パッチノート画面で 最近触られた値だけでも確認 しておきましょう。

経験則: ファーミング前のパッチノート確認は 30 秒で済みます。
これだけで「1 日溶かしたのに既に nerf 済みだった」 という事故はかなり減る。
古いガイドの数値を信じ込む前のひと呼吸、 のような扱いで習慣化しておくとよいです。