絞り弁

概要
絞り弁は水路の流量を連続的に制御する建築物である。
単独で設置した場合は目標流量を設定でき、設置数に応じて総流量が倍率で増加する。
信号源と接続すると、信号がオンのとき用の設定とオフのとき用の設定(オフ時の遅延時間を固定するオプションを含む)が利用可能となり、信号の強さに応じた可変流量制御が可能になる。
絞り弁は貯水池や導水路の運用に使われる。
貯水池の底部に配置して流量制限を貯水量より少なく設定すると、温帯シーズン中に貯水池を確実に満たす用途に適する。
汚染水(
バッドウォーター)分岐の制御では、汚染センサーやリレーと組み合わせて、淡水側の絞り弁を信号源(リレー)に、汚水側の絞り弁を汚染センサーに接続することで、汚染率が上昇したときに淡水を遮断して汚水を排出するような切り替えができる。
流量の自動調整を活かした典型的な応用例として、上流と下流の深さをそれぞれ判定する深度センサーとANDリレーを使い、下流が不足しているときに上流からの最大流量を与え、そうでないときは蒸発分だけを補う少量流に留める「最良の水門」構成がある。
信号接続時は、信号オン時の設定が通常の単体設定となり、信号オフ時に別の流量や遅延を設定して挙動を細かく調整できる。
- 単独運用:目標流量を設定。
複数並べると合計流量が増える。 - 信号連動:オン/オフそれぞれの流量設定と、オフ時の遅延を設定可能。
信号強度に応じた段階的流量制御が可能。 - 貯水池運用:底部に配置し、流量制限を現在の利用可能量より低めに設定して貯める用途に有効。
- 悪潮(
バッドウォーター)迂回:汚染センサーとリレーで淡水と汚水の絞り弁を切り替え、汚染が上がれば淡水を閉じて汚水を流す構成が可能。 - 注意点:最大流量を高くすると下流の洪水を招くため、下流状況に応じてオン値を調整する。
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